当事者研究って?

当事者の困った!をみんなで研究するプロジェクトです。


北海道浦河町『べてるの家』から始まった「当事者研究」は今や全国にネットワークを広げ、多くの当事者や専門家から熱い視線を浴びています。 特定の疾患や障害のセルフヘルプグループとして、当事者研究にもさまざまなスタイルがあり、いろいろな取り組みがされています。 特定の疾患や障害を持つ人を対象にしない当事者研究をやっていきたいと思います。

 

マイノリティとして生きづらさを感じる当事者、疾病や障害に悩む当事者、辛かったことをいつまでも心に抱える当事者、職場の人間関係に悩む当事者、家族や愛する人に苦しむ当事者。 誰もが苦労の専門家になる。当事者みずからが困りごとのメカニズムを理解し、社会とのつながりを見失わないように、みんなで一緒に自分を助けていく。その手法が「認知行動療法、べてる式。」です。


世界とつながる二つの接点に着目します。

入口=物事をどうとらえるか(認知)

出口=物事にどう対処するか(行動)

そうした「認知」と「行動」にアプローチする方法として、当事者研究があります。


研究成果や発見はそれぞれの中に、という気持ちですが、参加者みなさんのアンケートをまとめたものをみなさんにお返ししていきたいと思います。


べてる式認知行動療法を使って、みんなで楽しく研究しましょう。

 

Let's 当事者研究‼




対象者

苦労に直面して困っている方、会の活動にご興味のある方など、どなたでも参加して頂けます。


当事者研究ミーティングの流れ

1、開会の挨拶

2、自己紹介(呼ばれたい名前、気分、体調、テーマについて一言)

3、当事者研究と会の説明

4、前回の振り返り報告

5、当事者研究(話題提起者を中心としたフリートーク)

6、感想

7、閉会の挨拶


会のルール

・言いたくない、やりたくないときはパスできます

・人と問題を分ける。批判・個人攻撃はしない

・よかったところ、もっとよくするところに注目する


どなたでも参加いただけます。 
当MTGでは「誰かが正解に導く」ことを積極的に放棄し、みんなが「自分自身で、共に」困難と立ち向かうことを目指します。特徴は、特定の社­会的分類・年齢層・疾患・障害­像に関わらず集まろうということです。